そもそも、丑の日に「鰻」や「う」の付く食べ物を食べる人はどの程度いるのだろうか？と思い、弊社スタッフ18名に声をかけてみました。結果、画像が送られてきたのは3人（担当1号を含めて4人）で、そんなものかなと。しかし、日本人の2割が丑の日に鰻を食べることを想像すると、ひたすら驚愕ですね。。そう考えると4人は多かったと思いました。

そして、4人中3人が事前予約。何としても鰻を食べるという意気込みが溢れていて笑いました。まずはスタッフが食べた鰻をお見せしちゃいます。

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  スタッフ1
  東急ストアのうな重
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  スタッフ2
  ダイエーの白焼き
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  スタッフ3
  ヨークフーズのうな重
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  スタッフ4
  東急ストアの蒲焼き
  素麺にのせて

うな重が2人、素麺が1人、白焼きが1人、という結果でした。購入店ですが、うな重は「東急ストア（予約）」「ヨークフーズ（予約）」白焼きは「ダイエー（予約）」素麺は「東急ストア」でした。素麺の画像を提供してくれたスタッフは「チラシで麺類と合わせる提案を多く見たから」という理由で素麺にしたそうです。チラシを見ると、やはり何と言っても「うな重」の掲載が目立ちますが、暑い季節ということもあってか、麺類に鰻の蒲焼、とろろ、オクラやミョウガを乗せた涼しげな食べ方を提案するものも多く見られました。他にはどの様な食べ方があるのかと探していたところ、以下を見つけました。

• ▼ 冷やしうなぎ茶づけ（グランマート）
  
• ▼ 鰻巻きサンド（セブン）
  

「冷やしうなぎ茶づけ（グランマート）」と「鰻巻きサンド（セブン）」です。お茶づけは「冷やし」という所がポイントですね。冷やし茶づけは、夏場にテレビCMを見たことがありますが、それに鰻の蒲焼を乗せちゃった、という何とも贅沢なお茶づけです。もう一方はサンドイッチ。お米でも麵でもなく、まさかのパン！？でも、海老カツやフィッシュフライがサンドされたものは定番として存在しますから、鰻もアリかもしれません。

「生」を販売するスーパーもいくつかありました。鰻を焼くのには熟練の技が必要なのではないか？？と思ったりもしましたが、一部では需要があるのでしょうか。

■新鮮市場きむら

このチラシを見た瞬間「生でまるごと1尾！？」と驚きましたが、「開き」と書いてありました。。。余談ですが、この鰻の写真を見た時、子供の頃に近所のスーパーで、樽の中で泳いでいるドジョウが売られていたことを思い出しました。ドジョウと鰻では大きさが違いすぎますが、姿が似ていたので思い出したのではないかと懐かしくなりました。

次は迫力満点のチラシをご紹介。

■コープえひめ

真上から撮られたうな重の写真、インパクト大です。もうこれを見たらうな重一択だな、という気分にさせられるチラシです。

■スーパーマルハチ

「ほぼ原寸大」という蒲焼の写真ですが、毎年いくつかのチラシで見かけます。ツヤツヤの蒲焼がこちらもインパクトありすぎです！

次は、こだわりが炸裂しているチラシです。

■ヤマダストア

蒲焼は「梅（ふつうのん）、竹（ええのん）、松（いちばんええのん）」この3種類。それぞれの特徴も記されています。普通であれば「松竹梅」とランク付けされていれば「松」に目がいきますが、このチラシは「梅」でも十分に美味しいのだろうと思わせるバイヤーさんのこだわりが伝わってきます。

最後はちょっと変わりネタのチラシです。

■生鮮館げんさん

丑の日は「う」の付くものを食べて、無病息災を祈願しますよね？「きゅうり」や「とうがん」は確かにそれに当てはまるのですが、「うまいカットフルーツ」「うまい桃」は反則ではないのか！？とスタッフが笑いながら報告に来てくれました。「う」の付く食べものですけど？という感じで、しれーっと紛れ込ませるやり方、見事です（笑）

2022年の丑の日チラシはいかがでしたでしょうか。大半のスーパーが販促に力を入れる「丑の日」ですが、チラシを見ていてもその力の入れようが伝わってくるものが多く、重要なイベントのひとつだということがうかがえます。販促の中心は「蒲焼」や「うな重」といったものですが、定番以外の食べ方を紹介するチラシもちらほら見受けられました。丑の日には鰻を食べるという食文化、そして年々暑さが厳しくなる夏を乗り切るためのスタミナ食材として、大事にしていかなければならないと改めて思いました。

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