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調査レポート

「2020年度業態別チラシ発行状況」調査

2021.02.15

株式会社チラシレポート(本社:東京都中央区 代表取締役社長:澤田 英)は、弊社が回収したチラシ収集実績を基に、 2020年度(2020/01/01~2020/12/31)の業態別(食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント)チラシ発行状況を発表致します。

2020年度業態別チラシ発行状況

【チラシ発行のべ店舗数】
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2020年 338,204 187,505 301,907 321,113 1,148,729
2019年 345,518 346,775 360,754 370,542 1,423,589
前年比 97.9% 54.1% 83.7% 86.7% 80.7%
ドラッグストア 2020年 64,053 42,226 67,426 72,259 245,964
2019年 77,096 76,958 86,467 84,993 325,514
前年比 83.1% 54.9% 78.0% 85.0% 78.4%
ホームセンター 2020年 36,117 30,479 43,854 58,682 255,604
2019年 61,857 70,626 58,181 64,940 255,604
前年比 58.4% 43.2% 75.4% 90.4% 68.7%
酒ディスカウント 2020年 4,589 3,429 4,907 5,527 18,452
2019年 4,714 5,200 5,952 6,122 23,960
前年比 97.3% 65.9% 82.4% 90.3% 77.0%
【チラシ1枚あたりの掲載店舗数】(チラシ発行のべ店舗数/チラシ枚数)
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2020年 8.04 9.04 8.65 8.35 8.44
2019年 7.72 7.61 7.75 7.74 7.71
前年比 104.2% 118.8% 111.6% 107.8% 109.5%
ドラッグストア 2020年 4.71 5.31 5.33 5.15 5.10
2019年 4.69 4.60 4.98 4.70 4.74
前年比 100.3% 115.5% 107.0% 109.6% 107.5%
ホームセンター 2020年 4.54 5.12 5.06 4.92 4.90
2019年 5.29 5.24 5.11 4.86 5.12
前年比 85.7% 97.7% 99.0% 101.4% 95.7%
酒ディスカウント 2020年 4.55 4.55 5.01 5.42 4.91
2019年 4.22 4.42 4.62 4.56 4.46
前年比 107.9% 103.1% 108.4% 118.9% 109.9%
【曜日別チラシ発行割合】※年間計
業態 年度
食品スーパー 2020年 6.4% 21.9% 13.4% 11.1% 14.5% 24.0% 8.6%
2019年 7.8% 20.2% 12.3% 11.0% 14.7% 23.2% 10.8%
ドラッグストア 2020年 6.9% 22.3% 45.0% 6.0% 10.4% 6.4% 2.9%
2019年 6.9% 23.2% 43.7% 7.5% 9.2% 6.9% 2.6%
ホームセンター 2020年 1.9% 4.9% 47.1% 24.4% 6.9% 14.2% 0.6%
2019年 1.1% 4.7% 45.2% 21.7% 8.0% 18.9% 0.4%
酒ディスカウント 2020年 2.1% 12.0% 10.0% 32.1% 28.0% 9.1% 6.6%
2019年 1.5% 13.5% 9.9% 26.7% 34.3% 8.6% 5.5%

【発行状況】
・チラシ発行のべ店舗数は「前年比 SM:80.7% Dgs:78.4% HC:68.7% 酒DS 77.0%」となりました。
 今もなお続いている新型コロナウイルスの影響は大きく、全業態が大幅にチラシの数を減らしておりました。
 2月末頃より来店抑止(≒集客分散)の取り組みが進みチラシ発行数が微減、4月の緊急事態宣言から解除までは
 前年比10~40%の週が続き、かつてない程の減少となりました。一方で、その回復も早かった印象で、解除から
 ひと月程度で前年比80~90%程度のチラシ発行のべ店舗数になり、タイムセールや特定日の集客イベントの
 掲載も多くが取り組むようになりました。
・チラシ1枚あたりの掲載店舗数は、コロナの影響で昨年との単純比較は難しいですが、ホームセンター業態
 以外は増加しました。
・曜日別チラシ発行割合は、SMは火・土曜日、Dgsは火・水曜日、HCは水・木曜日、酒DSは木・金曜日に多く、
 全体的に日・月曜日は少なめの結果となりました。この傾向は数年変化がなく、週末購買に向けたチラシ発行を
 実施する企業が多い事が分かります。

【業態別傾向】
・食品スーパーは緊急事態宣言解除直後に「感染対策の告知」の掲載に紙面の大半を割く、チラシを“インフォメーシ
 ョンツール”として活用するチェーンが多数見られました。「価格訴求」や「メニュー・イベント提案」などを主と
 した“集客・販促ツール”として使われるチラシが、ライフラインとしての告知に使われた事は大変印象的でした。
 数の変化は顕著でしたが、掲載内容では「土用」「クリスマス」 「年末年始」などの大型企画が紙面の中心になる
 事に大きな変化は無かったように思います。行楽などの外出が前提とされるイベントの掲載は未だチラシは集客
 ツールの1つとして機能してる様です。
・ドラッグストアの多くはチラシはSM業態とは異なり、多少の感染防止策の告知掲載は見られましたが、緊急時でも
 特売掲載等が中心で、飽くまでも集客ツールとしての活用であると感じました。元々、毎週のチラシ発行に取り組
 まないチェーンが多い業態ですが、ますます“発行する/しない”のメリハリが付いた印象です。それでも、要所で
 はチラシ販促を強化しており「7月の決算時」や「ブラックフライデー」「年末」などの“ここぞ”のタイミングでは
 前年以上のチラシ発行数となっておりました。
・ホームセンターは緊急事態宣言時の5月度では前年比約20%ほどのチラシ発行にするなど(発行実チェーンでも40%
 程度)調査業態の中で最も数を減らしておりました。また、他業態に比べチラシの再開には慎重な姿勢を取り、
 緊急事態宣言解除以降の6月に入り発行再開が進んでおりました。コロナ禍におけるキャンプ・アウトドアブームや
 おうち・DIY志向の高まりを受け、紙面でもそれらが今も大型企画として掲載されておりました。
・酒ディスカウンターは企業や店舗が減り続け、数年に渡りチラシの数も減少しており、本年も前年比約84%の
 チラシ発行のべ店舗数でした。SM業態やDgs業態に押され、無料宅配やご当地商品・希少商品の提案など工夫が
 見られますが、チェーン自体の減少は大きいと感じられます。SM業態と同様に10月の酒税法改正のタイミングの
 チラシでは、まとめ買い訴求が多数見られました。

【調査概要】
対象エリア 全国
対象業態 食品スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント
集計期間 2020年1月1日~2020年12月31日

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