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調査レポート

「2019年度業態別チラシ発行状況」調査

2020.02.14

株式会社チラシレポート(本社:東京都中央区 代表取締役社長:澤田 英)は、弊社が回収したチラシ収集実績を基に、 2019年度(2019/01/01~2019/12/31)の業態別(食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント)チラシ発行状況を発表致します。

2019年度業態別チラシ発行状況

【チラシ発行のべ店舗数】
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2019年 345,518 346,775 360,754 370,542 1,423,589
2018年 345,627 346,157 356,718 373,712 1,422,214
前年比 100.0% 100.2% 101.1% 99.2% 100.1%
ドラッグストア 2019年 77,096 76,958 86,467 84,993 325,514
2018年 74,878 72,725 76,384 89,885 313,872
前年比 103.0% 105.8% 113.2% 94.6% 103.7%
ホームセンター 2019年 61,857 70,626 58,181 64,940 255,604
2018年 52,179 65,697 57,935 70,204 246,015
前年比 118.5% 107.5% 100.4% 92.5% 103.9%
酒ディスカウント 2019年 4,714 5,200 5,952 6,122 21,988
2018年 5,277 6,113 5,906 6,664 23,960
前年比 89.3% 85.1% 100.8% 91.9% 91.8%
【チラシ1枚あたりの掲載店舗数】(チラシ発行のべ店舗数/チラシ枚数)
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2019年 7.72 7.61 7.75 7.74 7.71
2018年 7.86 7.64 7.72 7.66 7.72
前年比 98.2% 99.6% 100.4% 101.1% 99.8%
ドラッグストア 2019年 4.69 4.60 4.98 4.70 4.74
2018年 4.86 4.77 4.71 4.92 4.82
前年比 96.5% 96.5% 105.7% 95.6% 98.4%
ホームセンター 2019年 5.29 5.24 5.11 4.86 5.12
2018年 5.22 5.23 5.21 5.18 5.21
前年比 101.4% 100.2% 98.0% 93.8% 98.3%
酒ディスカウント 2019年 4.22 4.42 4.62 4.56 4.46
2018年 4.14 4.40 4.31 4.43 4.33
前年比 102.0% 100.3% 107.1% 102.9% 103.2%
【曜日別チラシ発行割合】※年間計
業態 年度
食品スーパー 2019年 7.8% 20.2% 12.3% 11.0% 14.7% 23.2% 10.8%
2018年 6.1% 21.6% 11.4% 12.3% 13.8% 23.2% 11.7%
ドラッグストア 2019年 6.9% 23.2% 43.7% 7.5% 9.2% 6.9% 2.6%
2018年 3.7% 23.2% 45.1% 8.2% 7.7% 8.7% 3.4%
ホームセンター 2019年 1.1% 4.7% 45.2% 21.7% 8.0% 18.9% 0.4%
2018年 1.7% 2.8% 47.3% 22.1% 7.5% 17.5% 1.0%
酒ディスカウント 2019年 1.5% 13.5% 9.9% 26.7% 34.3% 8.6% 5.5%
2018年 0.9% 13.7% 10.3% 25.7% 31.3% 12.8% 5.3%

【発行状況】
・チラシ発行のべ店舗数は「前年比 SM:100.1% Dgs:103.7% HC:103.9% 酒DS 91.8%」となりました。
 10%への消費増税の影響はチラシ発行にも大きな影響を与えており、軽減税率対象の商材が多いSM業態は
 年間を通して前年同程度のチラシ発行、Dgs業態は増税直前の9月までほほ毎月、HC業態においても9月までの
 7ヶ月で前年を上回る発行で、チラシによる集客を強化しておりました。一方で、消費増税実施後の10月以降は
 SM業態以外の3業態では前年以下のチラシ発行のべ店舗数が3ヶ月続いており、取り組みの変化も見られました。
・チラシ1枚あたりの掲載店舗数は、昨年と比較しても目立った変化は感じられませんでしたが、Dgsは年々減少が
 続いており、出店攻勢と単店チラシ増加の影響が続いていると考えられます。
・曜日別チラシ発行割合は、SMは火・土曜日、Dgsは火・水曜日、HCは水・木曜日、酒DSは木・金曜日に多く、
 全体的に日・月曜日は少なめの結果となりました。この傾向は数年変化がなく、週末購買に向けたチラシ発行を
 実施する企業が多い事が分かります。

【業態別傾向】
・食品スーパーは本調査を開始した過去5年で最も多いチラシ発行のべ店舗数でした。市場環境の急速な変化や
 競争の激化、駆け込み需要対策やキャッシュレス支援対策などの消費増税の影響など様々な要因が増加に
 つながったと思われます。2019年度のYahoo!検索大賞の奈良県部門賞が「マンダイチラシ」であるように、
 未だチラシは集客ツールの1つとして機能してる様です。
・ドラッグストアは2019年もチラシ発行が多かったと言える状況でした。が、10月以降はDgs業態全体では
 微減であるものの、前年割れが続きました。上位チェーンでも前年以上の発行を続ける企業が多いものの、
 サンドラッグやスギ薬局のように10月以降前年以下のチラシ発行としている企業もあり、増税を機に取り組みに
 違いが出たように感じました。
・ホームセンターは昨年に続き前年比103.9%と伸長、上位チェーンの6割が前年を上回るチラシ発行でした。
 高価格帯の商材の取り扱いが多いこともあってか、2019年は1月より上位企業の多くが前年以上にチラシに
 よる集客を強化しておりました。が、Dgs業態同様に10月以降はHC業態全体では微減ではあるものの前年割れの
 チラシ発行が続いております。
・酒ディスカウンターは消費増税直前の7・8月は前年微増のチラシ発行のべ店舗数でしたが、年間では前年比
 91.8%とチラシ発行の減少は緩やかに続いています。無料宅配の訴求や、ご当地商品や希少商品の提案などの
 工夫も見られますが、チェーン自体の減少の影響は大きいと感じられます。

【調査概要】
対象エリア 全国
対象業態 食品スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント
集計期間 2019年1月1日~2019年12月31日

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