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調査レポート

「2018年度業態別チラシ発行状況」調査

2019.02.18

株式会社チラシレポート(本社:東京都中央区 代表取締役社長:澤田 英)は、弊社が回収したチラシ収集実績を基に、 2018年度(2018/01/01~2018/12/31)の業態別(食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント)チラシ発行状況を発表致します。

2018年度業態別チラシ発行状況

【チラシ発行のべ店舗数】
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2018年 345,627 346,157 356,718 373,712 1,422,214
2017年 339,136 341,702 357,723 375,399 1,413,960
前年比 101.9% 101.3% 99.7% 99.6% 100.6%
ドラッグストア 2018年 74,878 72,725 76,384 89,885 313,872
2017年 76,159 73,923 77,135 84,262 311,479
前年比 98.3% 98.4% 99.0% 106.7% 100.8%
ホームセンター 2018年 52,179 65,697 57,935 70,204 246,015
2017年 47,459 61,147 50,913 65,813 225,332
前年比 109.9% 107.4% 113.8% 106.7% 109.2%
酒ディスカウント 2018年 5,277 6,113 5,906 6,664 23,960
2017年 5,460 5,955 6,120 7,168 24,703
前年比 96.6% 102.7% 96.5% 93.0% 97.0%
【チラシ1枚あたりの掲載店舗数】(チラシ発行のべ店舗数/チラシ枚数)
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2018年 7.86 7.64 7.72 7.66 7.72
2017年 7.55 7.44 7.60 7.67 7.57
前年比 104.1% 102.7% 101.5% 99.8% 102.0%
ドラッグストア 2018年 4.86 4.77 4.71 4.92 4.82
2017年 5.21 5.05 5.17 5.32 5.19
前年比 93.4% 94.5% 91.2% 92.5% 92.8%
ホームセンター 2018年 5.22 5.23 5.21 5.18 5.21
2017年 4.67 4.86 4.84 4.96 4.84
前年比 111.7% 107.6% 107.8% 104.4% 107.6%
酒ディスカウント 2018年 4.14 4.40 4.31 4.43 4.33
2017年 4.36 4.59 4.37 4.44 4.44
前年比 94.8% 95.8% 98.6% 99.9% 97.4%
【曜日別チラシ発行割合】※年間計
業態 年度
食品スーパー 2018年 6.1% 21.6% 11.4% 12.3% 13.8% 23.2% 11.7%
2017年 6.2% 21.4% 12.3% 11.9% 15.1% 22.0% 11.2%
ドラッグストア 2018年 3.7% 23.2% 45.1% 8.2% 7.7% 8.7% 3.4%
2017年 4.2% 24.4% 41.3% 8.8% 10.4% 7.8% 3.2%
ホームセンター 2018年 1.7% 2.8% 47.3% 22.1% 7.5% 17.5% 1.0%
2017年 1.8% 2.1% 52.2% 20.1% 9.1% 13.3% 1.4%
酒ディスカウント 2018年 0.9% 13.7% 10.3% 25.7% 31.3% 12.8% 5.3%
2017年 0.9% 12.6% 9.9% 27.7% 30.8% 12.6% 5.4%

【発行状況】
・チラシ発行のべ店舗数は「前年比 SM:102.6% Dgs:99.2% HC:95.7% 酒DS 94.6%」となり、HCの伸張が
 目立つものの、他業態は凡そ前年並みのチラシ発行状況でした。2013年との比較では、特にSMとDgsの2業態は
 チラシ発行の多い状況は続いており、依然として集客手法の一つとしてチラシを活用していることが伺えます。
・チラシ1枚あたりの掲載店舗数は、SM・HCが増加傾向にあり、Dgsが減少傾向にあります。SMは一定地域での
 シェア獲得を狙ったドミナント戦略の影響、Dgsは続く出店攻勢と単店チラシ増加の影響が要因の一つだと
 考えられます。
・曜日別チラシ発行割合は、SMは火・土曜日、Dgsは火・水曜日、HCは水・木曜日、酒DSは木・金曜日に多く、
 全体的に日・月曜日は少なめの結果となりました。この傾向は数年変化がなく、週末購買に向けたチラシ発行を
 実施する企業が多い事が分かります。

【業態別傾向】
・SM業態は、新日本スーパーマーケット同盟の発足、ドン・キホーテによるユニーの完全子会社化、イオングループ
 による傘下の地方スーパー14社の再編など、地方エリアやGMSの再編に関する報道を目にした年となりました。
 IY,ユニー,ダイエーの3チェーンは昨年に続き前年以下のチラシ発行店舗数でしたが、イオンや地方スーパーの
 多くは前年並み前年よりやや上回る発行でした。5年前との比較では、IY,ユニー,ダイエーは極端な減少を見せる
 ものの、その他では上回るチラシ発行のチェーンが殆どで業態全体でも13年比は106.0%でした。
・Dgs業態は、続く出店攻勢や食品類の取り扱いの拡大の影響があってか、上位企業の多くは前年を上回るチラシ発行
 でした。スギ薬局が大きく前年を下回るなどの変化は見られましたが、業態全体ではチラシ発行の多い状況が
 続いております。特売/日替りが紙面の中心である事に変化は感じられませんでしたが、生鮮食品を目玉とする
 チェーンを多く見かけたのが印象的でした。また、「母の日」「ハロウィン」「ブラックフライデー」といった
 歳時に関連した企画など、食品スーパーのチラシに類似した展開も多く見られるようになりました。
・HC業態は、2014年の消費増税以降チラシ発行は減少が続いておりましたが、本年に入りチラシ発行は前年を
 大きく上回りました。5年前と比較すると96.6%と減少しておりますが、企業統合の影響などは一段落した様にも
 感じられました。シーズンイベントの企画掲載は当たり前になっており、大型企画は早期掲載に取り組むなど
 シーン訴求に積極的に取り組むチェーンが多く見られました。
・酒DS業態は、前年比97.1%と減少幅は緩やかになったものの、観測以降ますますチラシ発行が少なくなっている
 状況です。無料宅配訴求やご当地商品の提案などの工夫も見られますが、チェーン自体の減少や税法改正の影響を
 強く受けていると感じられました。

【その他】
2018年度に目立ったイベント・企画は下記があげられます。
・加熱する恵方巻販売の是非-ヤマダストア-(2月)
・プレミアムフライデー一年経過、掲載数の減少(2月)
・イースター採用企業の減少(4月)・FIFAワールドカップロシア大会開催-自宅での応援訴求-(6月)
・ハロウィン企画の定着(10月)
・ブラックフライデー盛り上がり(11月)

新聞発行数が減少する中で、チラシ発行店舗数は増加 また、紙面や企画に独自の拘りを持たせるチェーンも存在
しておりチラシを有効な集客手法の1つと捉えるチェーンは多いと考えられます。2018年のYahoo!検索大賞では、
青森県部門賞「ユニバースチラシ」富山県部門賞「大阪屋ショップチラシ」 徳島県部門賞「ゆめタウン徳島」が
ローカルカテゴリー部門で受賞するなど、チラシへの興味関心はまだまだ健在であります。

【調査概要】
対象エリア 全国
対象業態 食品スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント
集計期間 2018年1月1日~2018年12月31日

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