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バレンタインデー
2023/2/14
ひと昔前に比べるとバレンタインデーの盛り上がりは控えめになりつつありますが、それでもまだイベントとしては健在です。1月下旬あたりからデパートなどでチョコレートの催事が始まると、今年もこの季節が来たなと思います。スーパーでも手作りチョコレート用の商品が特設コーナーで販促されたり、それを見ると「お母さんが子供と一緒にお父さんに作ってあげるのかな?」と思ったりしてほっこりします。メジャーなイベントですが、バレンタインデーのチラシは気にしたことがなかったな・・・と思い、今回はバレンタインデーの販促チラシを見てみたいと思います。
小学生の頃に近所の同級生達にチョコレートをあげたなー、と遥か昔を思い出しながら原稿を書いている担当1号です。その時はスーパーで買ったチョコレートでしたが、冒頭にも書いたようにスーパーには手作り用の商品コーナーがあります。チョコレートを手作りするという経験がなかったため、スタッフに聞いてみたところ、高校時代に手作りチョコレートをクラス全員(男子)に配っていたとのこと!一体何人分!?と衝撃を受けました。手作りする女子高生は結構いるのかもしれませんね。そのスタッフによると「手作りの方が断然安上がりだから」という理由でした。。
バレンタインデー当日に意中の人にチョコレートをあげるどころか義理チョコ文化も衰退している昨今、この時期に売れるものは友チョコと自分へのご褒美チョコが大半を占めるのではないかと思います。かくいう担当1号も、近所のスーパーで日本酒入りのチョコレート(自分用)を購入しましたが、結構なお値段でした。大量に陳列されているチョコレート、ついつい立ち止まって見てしまうんですよね。しかも普段の品揃えではないため特別感があって手が伸びてしまい、まんまと術中にはまる担当1号です。(我ながら毎度チョロすぎる)
先日購入したチョコレートは800円台だったと記憶していますが、もう少し高額なものも販売されていました。専門店やデパートの催事であれば2~3000円台や更に高額なものも販売されていますが、スーパーでの上限はどのくらいか気になり調べました。
※『チラシタイトル100』掲載商品リストより
税抜1,000円以上の商品を抜粋しました。数は多くありませんが、扱っているスーパーはありますね。「美少女戦士セーラームーンEternal」という商品が非常に気になります・・・。これはプレゼント用というよりも、懐かしくて自分用に買う人が多いのでは?バレンタインデーというイベントにおいて「自分へのご褒美チョコ」という枠が確立されているのため価格訴求というよりは、まず如何にして店頭でお客様に興味を持ってもらうか、ということが重要な気がします。担当1号も大迫力のチョコレートの陳列に思わず足を止めた一人です。
日本ではバレンタインデーはチョコレートを渡すというお決まり事以外はとくに他はありません。チョコレートを渡す対象も今は様々ですので、チラシ企画はどうなっているのか?ということで今まであまり気にしたことがなかったバレンタインデー企画チラシを見てみます。今回はチラシタイトルを検索し、目に留まったタイトルのチラシをピックアップしました。
■イズミヤ
「お家で楽しむバレンタイン ファミバレ」
おそらく「ファミリーバレンタイン」の略なのだと思います!
■オークワ
「おいしく愛情伝えるバレンタイン ホットプレートであつあつタイム」
愛情も料理もあつあつということですね!
■ベルク
「一生の思い出になる ベル(ク)バラのバレンタイン」
お若い方々は「ベルばら」をご存知だろうか・・・と若干不安になりつつも、上手いことハマっている!と笑いました。
■ユアーズ
「ココロ舞い上がる おうちdeバレンタイン」
確かにこの様なご馳走がテーブルに並んだらココロ舞い上がります!
チラシはメニュー提案や掲載商品そのものに目が行きがちですが、タイトルに注目して見てみるのも面白いなと思いました。
大半のチラシが大人向けの企画内容で、お酒やスイーツをメインにしたチラシも多かった印象です。あと、ハート形のハンバーグ提案も多かったです。これはお父さんに作ってあげたら小躍りして喜ぶメニューですね。(焼いている途中で割れないことを祈るばかりです)今は「友チョコ」があるので、ファミリーバレンタインがあってもOKですよね。イベント提案の幅が広がるのではないでしょうか。また、チョコレートはクリスマスケーキや節分の恵方巻と違って日持ちがします。自分へのご褒美チョコに関しては1個とは限りませんし、ご褒美と託けて複数のスイーツを購入する人も少なくないはず。時代が変わるとイベント自体も変わるなと感じました。流行に合った販促が重要だと改めて思いました。
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