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調査レポート

「2017年度業態別チラシ発行状況」調査

2018.02.13

株式会社チラシレポート(本社:東京都中央区 代表取締役社長:澤田 英)は、弊社が回収したチラシ収集実績を基に、 2017年12月度(2017/01/01~2017/12/31)の業態別(食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント)チラシ発行状況を発表致します。

2017年度業態別チラシ発行状況

【チラシ発行のべ店舗数】
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2017年 339,136 341,702 357,723 375,399 1,413,960
2016年 334,597 331,924 348,024 363,299 1,377,844
前年比 101.4% 102.9% 102.8% 103.3% 102.6%
ドラッグストア 2017年 76,159 73,923 77,135 84,262 311,479
2016年 74,118 75,075 79,430 85,253 313,876
前年比 102.8% 98.5% 97.1% 98.8% 99.2%
ホームセンター 2017年 47,459 61,147 50,913 65,813 225,332
2016年 54,306 63,296 55,297 62,445 235,344
前年比 87.4% 96.6% 92.1% 105.4% 95.7%
酒ディスカウント 2017年 5,460 5,955 6,120 7,168 24,703
2016年 5,518 5,961 6,929 7,718 26,126
前年比 98.9% 99.9% 88.3% 92.9% 94.6%
【チラシ1枚あたりの掲載店舗数】(チラシ発行のべ店舗数/チラシ枚数)
業態 年度 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 年間
食品スーパー 2017年 7.55 7.44 7.60 7.67 7.57
2016年 7.43 7.15 7.24 7.26 7.27
前年比 101.6% 104.1% 105.0% 105.7% 104.1%
ドラッグストア 2017年 5.21 5.05 5.17 5.32 5.19
2016年 5.08 5.14 5.37 5.52 5.28
前年比 102.6% 98.1% 96.3% 96.4% 98.3%
ホームセンター 2017年 4.67 4.86 4.84 4.96 4.84
2016年 4.90 4.84 4.75 4.66 4.78
前年比 95.3% 100.4% 101.9% 106.4% 101.2%
酒ディスカウント 2017年 4.36 4.59 4.37 4.44 4.44
2016年 3.96 4.21 4.31 4.87 4.35
前年比 110.0% 109.1% 101.5% 91.1% 102.0%
【曜日別チラシ発行割合】※年間計
業態 年度
食品スーパー 2017年 6.2% 21.4% 12.3% 11.9% 15.1% 22.0% 11.2%
2016年 7.0% 21.4% 11.9% 13.0% 14.5% 21.3% 11.0%
ドラッグストア 2017年 4.2% 24.4% 41.3% 8.8% 10.4% 7.8% 3.2%
2016年 5.5% 27.7% 34.9% 8.3% 11.5% 8.7% 3.4%
ホームセンター 2017年 1.8% 2.1% 52.2% 20.1% 9.1% 13.3% 1.4%
2016年 1.1% 4.1% 48.0% 21.7% 8.5% 15.9% 0.7%
酒ディスカウント 2017年 0.9% 12.6% 9.9% 27.7% 30.8% 12.6% 5.4%
2016年 1.1% 11.3% 11.1% 27.4% 33.6% 10.1% 5.3%

【発行状況】
・チラシ発行のべ店舗数は「前年比 SM:102.6% Dgs:99.2% HC:95.7% 酒DS 94.6%」となり、SMが微増
他3業態は微減の結果になりました。消費増税以降、特にSMとDgsの2業態はチラシによる集客も強化している事が
伺え、増税前の2013年との比較では「SM:105.4% Dgs:107.1% HC:88.5% 酒DS 85.4%」でした。
・チラシ1枚あたりの掲載店舗数は、Dgsが微減、他3業態は微増の結果になりました。SMはドミナント戦略の推進に
より、全店もしくは広範囲の店舗合同でのチラシ発行が可能ですが、Dgsは越境しての出店も多く、店舗の集約が
出来ない点も一つの要因だと考えられます。
・曜日別チラシ発行割合は、SMは火・土曜日、Dgsは火・水曜日、HCは水・木曜日、酒DSは木・金曜日に多く、
全体的に日・月曜日は少なめの結果となりました。この傾向は数年変化がなく、週末購買に向けたチラシ発行を
実施する企業が多い事が分かります。

【業態別傾向】
・SM業態は、総合スーパーの苦戦・不振が報道される中、チラシ発行もGMSは振るわない状況でした。
対して、中堅クラスの食品スーパーは積極的にチラシ発行をおこなっており、多くは前年以上の発行店舗数でした。
・Dgs業態は、一部を除き、上位企業の殆どが前年を上回るチラシ発行をおこなっておりました。
出店攻勢や食品類の取扱い拡大の影響が大きいと考えられますが、チラシによる集客も一定の成果を上げている
のではないかと思われます。
・HC業態は、企業統合などの影響を受け、ここ数年チラシ発行が減少しているのが目立ちます。
紙面を見ると、単品掲載からシーン訴求をする紙面が増えているように思われ、ハロウィンなどシーズンイベントの
企画掲載は当たり前になっており、紙面構成の試行錯誤が感じられました。
・酒DS業態は、チェーン自体の減少や酒税法改正の影響もあってか、ますますチラシ発行が少なくなっている
状況です。価格訴求型の紙面から、ご当地商品の提案など、品揃えでの訴求や宅配無料などの訴求が目立つように
感じられました。

【その他】
2017年度に目立ったイベント・企画は下記があげられます。
・年間祝日数が少なかった(2017年:12日、2016年:16日)
・プレミアムフライデーの開始(2月~)
・イースターの採用企業数増加(4月)
・酒税法改正(6月)
・ハロウィンの定着(10月)
・ブラックフライデーの取組企業の増加(11月)

Yahoo!検索大賞で「サミットチラシ」がローカルカテゴリー東京都部門賞を受賞するなど、ますます折込チラシ
による集客に力を入れるチェーンも存在し、チラシの効果は健在であると感じました。
類似した紙面も他チェーンで見掛ける事もあり、企画に拘った独自性の高いチラシが増えるのではないかと
思われます。その他にも、土用の"牛"提案(7月)や夏の節分(8月)など大小様々な企画掲載が見られ、特売訴求から
コト消費に繋げる工夫に取り組むチェーンが数多く見られました。
2018年は冬季五輪(2月)やサッカーW杯(6月)などのスポーツイベント、2019年には消費税10パーセントへの増税も
控えており、チラシの構成や内容に少なからぬ影響があると思われます。

【調査概要】
対象エリア 全国
対象業態 食品スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、酒ディスカウント
集計期間 2017年1月1日~2017年12月31日

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